【テスト3】海外の〇〇フリー事情を一挙解説!広がりを見せるフリーフロム食品

私たちが食を作る上で何よりも大事にしているのは「おいしさ」。“おいしい”は人を幸せに、そして笑顔にしてくれます。食のプロフェッショナル集団が工夫を凝らせば特定の原材料を使わなくたってびっくりするような本格的なおいしさに。何度も試作や微調整を繰り返し、たどり着いた自慢の食・味わいだけをお届けします。好きな食べ物でお腹いっぱいになる幸せをすべての人に。

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  • 海外で浸透するフリーフロム食品

海外で浸透するフリーフロム食品

卵や乳製品、パン

「フリーフロム(Free From)食品」とは、特定の原材料や成分が入っていない食品を指します。
フリーフロム食品は本来、アレルギーのある人や特定成分への耐性が弱い人のために作られた加工食品でした。しかし近年では健康志向の高まりから、健康維持や疾病予防のために食べる人が増えています。
現在では欧米を中心に人気を集めており、フリーフロム食品市場は急速に成長しています。

フリーフロムの意味とは

フリーフロムとは「特定成分が含まれていない」という意味です。しかし店頭では、「フリー(Free)」や「ノー(No)」、「ノン(Non)」と表記し販売されていることが多いようです。

例えば、「グルテンフリー」は、麦類に含まれるたんぱく質の一種であるグルテンが含まれていない食品で、「ノンGMO」は、GMO(遺伝子組み換え食品の略称)が含まれていない食品を指します。

フリーフロム食品は、既に欧米では大きなトレンドとなっており、英国ではフリーフロム・フード・アワード(Free From Food Award)という式典が開催されているほどです。

フリーフロム食品が広がっている背景

フリーフロム食品は元々、アレルギーなど食に制約がある人のために作られた食品でした。しかし、オーガニック食品やスーパーフードなどの健康食ブームの到来に伴いフリーフロム食品の需要も拡大し、気軽に食生活に取り入れる人が増えてきました。

特に米国では近年、食に対する意識が大きく変わってきており、製造過程や添加物などを気にする人が増えています。健康な食へのこだわりが強くなっていることも、フリーフロム食品が支持されている理由の一つでしょう。

また、英国の大手スーパーでは、フリーフロム食品のプライベートブランドを展開しており、英国の消費者の3分の1はフリーフロム食品を購入している、というデータもあります。

小麦製品や乳製品の代替品を買う人が多いことが分かりますね。